先日発売された『週刊新潮』に『室温を2度上げると健康寿命が4歳延びた』という記事が掲載されていました。
すでに、読まれた方も多いのかもしれませんが、部屋の温度を2度上げて暮らす事で、健康寿命が4歳延びるという内容です。
部屋の温度を上げる事によるメリット
ヒートショック
暖かい所から寒い所に移動する際、血圧の急上昇で脳溢血や心筋梗塞を起こすのがヒートショックで今回の雑誌の記事でも、数年前の記事でも掲載されていたのが、部屋毎の温度差を小さくすることによって、ヒートショックが減るという事が言われています。
入浴時に洗面脱衣室を前もって暖めておいたり、お風呂に入る前に洗い場に先にお湯を流して浴室全体を暖かくしておいたりする方法がありますので、暖房費がちょっと増加するかもしれませんが、暖房しておくと良いと思います。
血圧
寒い所に行くと血管が収縮して、血圧が上がるといわれています。寒い中にいると血圧が上がってくるそうで、僕自身、冬になると血圧が上がり気味になりますが、週刊誌には室温を上げる事で血圧の上昇を抑えることができるそうなので、やっぱり部屋の温度を上げる事は大事です。
睡眠
冬の寒い部屋で寝るより少し暖かめの部屋で寝た方がぐっすり眠れることが書かれていました。ぐっすり眠ることができれば体調もよくなると思いますので、やっぱり部屋の温度は大事そうです。
部屋の温度を上げる
暖房する
もう、これは当然の事で、暖房をすることで、部屋の温度を上げられます。暖房すると部屋の温度が上がると当時に光熱費(暖房費)も上がります。
「光熱費が上がるから」、「暖房費がもったいないから」と言って暖房をせずに我慢されている方もいらっしゃいますが、健康には変えられませんので、暖房しちゃいましょう!
断熱する
建築側にいる人間は承知していますが、一般の方にはまだまだ認知されていないように感じますが、家の断熱をしっかりとすると、同じ暖房器で広い範囲を暖められたりできます。
最近の冷蔵庫の消費電力が小さくなっているのも、冷蔵庫の断熱材の性能が上がったのと同じ感じ。
窓に断熱シート(エアシート(プチプチ))みたいなのを張り付けるだけでも効果がでるのもありますし、夜カーテンをするのも効果があったりします。
省エネも大事!
住む人!暮らす人の健康や生活の質の向上の為に暖房はして下さい。
ただ、暖房をすると光熱費(暖房費)が上がりますが、暖房機器を選ぶときに、購入金額だけじゃなく「省エネ性能カタログ」や家電量販店の表示(☆☆☆☆☆等)を見て、省エネルギー製品を選ぶことが重要です。
まとめ
寒い我慢はいけません!無理や我慢をしても、省エネ活動は続きませんし、体の調子が悪くなったら大変です。
簡易ですが、ホームセンターなどでDIYで行う断熱部材も売っていますが、思ったより効果の出ない物もあるようです。
うちエコ診断を受信される事で、今まで気付かなかった事も把握できたりしますので、機会を作ってうちエコ診断を受けられることをオススメします。